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経理業務フローを改善して生産性を2倍にする方法|ムダ削減の具体例と手順

  • 執筆者の写真: kboss230531
    kboss230531
  • 2025年10月28日
  • 読了時間: 5分

更新日:2025年12月11日

「経理業務フローを改善して生産性を2倍にする方法」というタイトルと、チェックリストと右上がりの矢印を配置した、グリーン基調のビジネス系サムネイル画像。経理改善や生産性向上をイメージしたデザイン。

経理が「人」で止まってしまう会社と、「仕組み」で流れ続ける会社。

この差を生む最大の要因は、実はスキルではなく “業務フローの設計” にあります。


多くの中小企業では、提出物の遅れ、月末のバタつき、freee/MFの設定ミス、税理士との線引き不明…

こうした小さな“詰まり”が積み重なり、経理担当者も社長も毎月疲弊していきます。


逆に、業務フローを数ステップ整えるだけで、経理の生産性は本当に2倍以上に跳ね上がります

実際にKBOSSが改善を行った企業では、月次処理のスピードが大幅に上がり、提出ミス・振込漏れがほぼ消え、“経理が止まらない会社”に変わっています。


この記事では、現場で効果の出た実務的な改善手順を、Before→After表つきでわかりやすくまとめました


経理が止まる根本原因は「人」ではなく「流れ」にある

「担当者が悪い」「社長のチェックが追いつかない」

──現場で本当によく聞く言葉です。


しかし経理が止まっている会社の多くは、実は “人の問題” ではなく “流れの問題” を抱えています。


経理が止まる会社に共通する構造

  • 提出ルールがあいまい

  • 月次締め日が毎月違う

  • freee/MFが初期設定のまま

  • 税理士と経理の境界が曖昧

  • 社長判断の“例外処理”が多い


これらはすべて 仕組みで解決できる領域 です。

つまり、経理担当を交代しても改善しない理由は「人が悪いからではない」。


業務フローが止まる構造を持っているから、誰がやっても止まるのです


改善の基本原則は“判断を減らし、ルールを固定化する

経理改善の本質は「人の努力」ではなく “迷わない仕組みづくり” にあります。


経理改善の3原則

  1. 例外を減らす

  2. 判断ポイントを減らす

  3. スケジュールとルールを固定化する


経理は “判断が多い” ほど止まる仕事です。

ルールが整理されていない会社ほど、担当者が迷い、確認が増え、手戻りが発生します。


逆に、ルールが明確な会社は確認・差し戻し・再提出が激減し、自然とスピードが上がります。


提出ルールの整備が最優先である理由

実は、経理改善でもっとも効果が出るのは 提出ルール の整備です。


提出がバラバラだと

  • 月末に資料が爆発

  • 請求書漏れが頻発

  • 仕訳が確定せず月次が遅延

  • 人によって提出品質が違う

つまり 全工程が詰まる


正しい提出ルールの例

  • 領収書は月内○日まで

  • 経費申請はSlack/LINEで統一

  • 請求書はPDF+定型フォーマットに統一

  • 社長の承認ステップを固定化


提出が整うと、月次処理の7割は勝手に片付きます。

それほど“提出ルール”は経理改善の最重要ポイントです。


月次締めのスケジュール固定で経理は一気に流れ始める

月次が遅い会社の共通点はただ一つ。


「毎月スケジュールが違う」こと。


締め日、提出物の期限、社長チェックのタイミングが月ごとに変わると経理担当も社長も常に“その月のやり方”を探すことになります。


逆に、固定化すると、驚くほど安定します。


経理フローを根本から立て直し、月次が安定して流れる体制をつくりたい方は、


freee/MFの設定が業務の生産性を決める

ツール導入=改善ではありません。

むしろ、多くの企業では 初期設定が原因で自動化が効いていない のが現実です。


freee/MFで最適化すべき設定例

  • 銀行連携の自動仕訳ルール

  • 勘定科目の整理・統一

  • 振込データ作成のテンプレ化

  • 税区分の自動設定ルール


ここが整うだけで仕訳作業・確認作業が半分以下になる企業も珍しくありません。


Before→Afterで見る“止まらない経理”

経理フロー改善の効果がどれだけ大きいのかを、具体的なBefore→Afterで比較すると一目で分かります。

内でよく起きる課題が、改善後にどう変わるのかを整理しました。



このように、ポイントを押さえるだけで“止まらない経理”に大きく近づきます。

次のステップでは、実際に改善を進めるための具体的な手順を解説します。


税理士との役割分担が曖昧だと、経理は必ず止まる

「これは税理士の仕事?」「これは経理の仕事?」

──この境界が曖昧だと、確認・差し戻しが大量に発生します。


よくある詰まりポイント

  • 振込データの作成

  • 領収書の扱い

  • 月次のレビュー

  • 税務判断が必要な取引


これらが“誰の仕事か”を曖昧にしたまま月次を回すと作業が迷い、止まり、遅延します。


経理フローを改善するうえで欠かせない“税務との役割分担”については、

こちらの解説ページで詳しくまとめています。


外注すべき会社・自社で改善できる会社の判断軸
外注すべき会社の特徴
  • 経理担当が慢性的に不足

  • 社長が判断・承認で毎月時間を奪われている

  • 提出ルールが守られない

  • freee/MFの設定が追いつかない

  • 毎月“経理が後手”になっている

自社で改善できる会社の特徴
  • メンバーが固定化している

  • ルールを守る文化がある

  • 月次スケジュールを決めれば機能する

  • 税理士との役割分担が明確


重要なのは「どちらが良いか」ではなく、会社の状況に合った選択をすること です。


経理フロー改善は“会社の資産”になる仕組みである

経理の改善は、毎月の手間を減らすだけではありません。

ルール・設定・フローを整えることで、経理は一度整えればずっと流れ続ける“会社の仕組み”になります。


生産性が上がり、ミスが減り、社長の時間が戻り、財務の判断も早くなり、会社全体のスピードが上がります。

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