月次決算レポートの見やすさで、社長の意思決定は変わる
- kboss230531
- 4月18日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前

月次決算レポートは、経営判断に欠かせない数字の地図です。
しかし、その内容が「見にくい」「理解しづらい」状態では、せっかくの数字も活かされません。レポートの見やすさを改善するだけで、社長の意思決定スピードや精度は大きく変わります。
今回は、月次決算レポートを“経営の武器”に変えるポイントを解説します。
見にくいレポートがもたらすリスク
数字が羅列されていて直感的に理解できない
売上や利益の推移が把握しづらい
経営陣が「判断を先送り」してしまう
レポートは作ることが目的ではなく、「次の行動を決める」ために活用するものです。
見やすい月次決算レポートの条件
グラフや表を活用:推移や割合を一目で把握できる
重要指標にフォーカス:売上・利益・キャッシュ残高など意思決定に直結する項目を強調
比較ができる:前年同月・予算との差を明示することで異常値にすぐ気づける
🔊 数字の“見せ方”だけでなく、外注を通じた効率化も効果的です。詳しくは 経理を外注するのは本当に得なのか?費用対効果 をご覧ください。
🔊 また、freeeを導入したものの入力や運用が滞りがちなケースも多いです。その課題は freeeを導入したのに、経理が動かない?中小企業に多い「止まりポイント」とは にまとめています。
改善事例:B社(製造業)のケース
B社では月次決算レポートが20ページ以上あり、社長は数字を理解するのに毎回1時間以上かかっていました。
Before(改善前)
売上・粗利・販管費がExcelに小さい文字で羅列
グラフはなし、金額推移を追うのに都度電卓が必要
社長:「結局、今月は良かったのか悪かったのか分からない」
After(改善後)
売上推移グラフ(前年同月比・予算比)を1ページ目に表示
粗利率の棒グラフ+キャッシュ残高の折れ線グラフを並べて直感的に比較
重要指標を「売上・粗利・キャッシュフロー」の3つに絞り、全体像を5分で把握可能
結果
社長が 5分で経営状況を把握できるようになった
投資判断が迅速になり、新規事業への着手が 従来より1か月早まった
経営会議の時間が 120分 → 60分 に短縮
KBOSSがサポートできること
「数字を作る」だけでなく、「見える化」まで行うのが私たちKBOSSの役割です。
🔊 KBOSSのまるっと経理代行 では、月次決算レポートを分かりやすく整え、社長が即決できる体制をサポートしています。
月次決算レポートは「数字の羅列」から「経営の地図」へ
見やすい月次決算レポートは、経営のスピードと精度を高めます。
数字を“経営の武器”に変えたいとお考えなら、一度レポートの見直しをしてみてください。
外注か社内対応かを判断する際には、“税理士と経理代行の役割の違い”を押さえておくと判断が早くなります。
詳しくまとめた特化ページをこちらに用意しています。
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