経理は育てるべきか、外注すべきか
- kboss230531
- 2025年4月28日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月29日
中小企業がつまずきやすい判断ポイント

経理は、社内で育てるべきなのか。
それとも、外注したほうがいいのか。
経理担当を採用して育てたい気持ちはある。
でも、採用がうまくいかない。
育てても辞めてしまう。
結局、社長がフォローしている。
そんな状況から、
「経理は育てるより外注したほうがいいのでは?」
と感じて、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
経理を育てる場合と外注する場合の違いを整理し、
どちらが自社に合っているかを判断するための視点を解説します。
経理を「育てよう」として止まってしまう理由
「経理は内製化したい」「人を育てれば、長期的には安定するはず」
この考え自体は、決して間違いではありません。ただ、中小企業では次のような現実に直面しやすくなります。
経理担当が1人しかいない
教える人も、余裕もない
業務が属人化しやすい
途中で辞めると一気に止まる
結果として、育てるつもりが、社長がずっとフォローし続ける状態になってしまうケースが多く見られます。
「育てる」が成立する会社は限られている
経理を社内で育てられる会社には、共通点があります。
教育に時間を割ける余力がある
経理業務がある程度標準化されている
担当者が複数名いる
急な退職があっても回る体制がある
この条件が揃っていない場合、「育てる」という選択肢は想像以上にハードルが高いのが実情です。
外注=丸投げ、ではない
一方で、「外注」という言葉に対して、
全部任せきりになる
社内に何も残らない
ブラックボックス化する
といった不安を感じる方も多いと思います。
ただ実際には、外注がうまくいっている会社ほど、
任せる範囲を整理している
判断は社内、作業は外
経理を“人”ではなく“仕組み”で考えている
という共通点があります。
外注は「考えなくていい状態」を作るための手段であり、放置することとは別物です。
記帳代行だけでは解決しないケースも多い
「まずは記帳代行だけ外に出す」
という判断もありますが、これだけでは問題が残るケースも少なくありません。
資料を集めるのは誰か
経費や支払の判断は誰がするのか
税理士とのやり取りは誰が担うのか
この部分が整理されていないと、記帳は外に出しても、社長の負担はほとんど変わらない、ということが起きます。
経理を育てるか外注するかを考える際、
「税理士に任せればいいのでは?」と感じる方も多いと思います。
ただ、税理士は主に税務・申告を担う立場であり、日々の経理フローや社内整理までは対応範囲外となるケースもあります。
税理士と経理の役割の違いについてはこちらで整理しています。
「育てる」と「外注」の本当の違い
このテーマで大切なのは、コスト比較ではなく、経営の時間をどう使うかです。
社長が経理を考え続ける時間
担当者フォローにかかる時間
引き継ぎ・ミス対応に使われる時間
これらを含めて考えると、「育てる」という選択が必ずしも軽いとは限りません。
社内で抱えきれない場合の現実的な選択肢
もし、
経理にこれ以上時間を割きたくない
属人化や停滞をなくしたい
数字を判断に使える形で見たい
と感じているなら、一度、経理を社内だけで完結させる前提を外すという考え方もあります。
▶ 横浜周辺で、 経理を「人を育てる」ではなく
仕組みとして安定させたい方は、横浜エリアでの経理アウトソーシングの考え方も参考になります。
経理は「育てるか外注か」では決まらない
経理は、育てるか・外注するかという二択ではなく、
今の会社規模
社内の余力
社長が何に集中したいか
によって、最適解が変わります。
重要なのは、経理を止めない状態をどう作るか。
その視点で考えると、選択肢の見え方も変わってくるはずです。
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