経理が手につかない社長が注意したい3つの行動
- kboss230531
- 6月26日
- 読了時間: 2分
更新日:8月19日

「経理をやらなきゃ」と思っていても、日々の業務に追われて後回しになってしまう——。
月末に慌てて請求書を探し、通帳の数字が合わずにストレスを感じる。
そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、経理に時間を割けない経営者がついやってしまいがちな行動と、そこから抜け出すためのポイントを紹介します。
1.「あとでまとめてやろう」と先送りにする
忙しい経営者ほど口にしがちな言葉が「あとでやろう」。
ですが、実際には時間を確保できず、処理が溜まってしまうケースがほとんどです。
結果として、
領収書や請求書がどこにあるか分からなくなる
支払い内容を思い出せない
記帳をまとめて処理することで精度が落ちる
「あとでやる」は、かえって負担やミスの原因になりやすいのです。
2.「誰かに任せたいけど、どう渡せばいいか分からない」
「経理を引き継ぎたいけど、何からお願いすれば良いか分からない」
これもよく聞かれる悩みです。
自分の頭の中だけで処理していることが多い
手順がバラバラでマニュアルがない
結局「教えるのが大変」で、再び自分でやってしまう
引き継ぎの仕組みがなければ、経理はいつまでも自分のタスクから外れません。
3.「うちの規模では外注は早い」と決めつける
「まだ小規模だから外注は大げさかな」と思う方もいます。
しかし、むしろ体制が整っていない時期だからこそ、専門家のサポートで土台を作るメリットがあります。
経理の基盤を整えることで成長に備えられる
「自分しかできない」状態から早く抜け出せる
「整ってから任せる」のではなく「整えるところから任せる」選択肢もあります。
ポイントは「仕組みごと任せる」こと
経理の課題は、単なる入力や作業の問題ではなく
「仕組みがないこと」によるものが多いです。
外部に任せる際も、
書類の集め方
承認ルール
数字の見える化方法
といった全体の流れを整えるところから支援してもらうことで、安心して依頼できます。
経理が止まるのは能力ではなく仕組みの問題
経理が手につかないのは、社長の能力や意識の問題ではなく、仕組みの不備が原因かもしれません。
「任せること」よりも「どう任せるか」を整理することで、経理はスムーズに回り始めます。




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