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経理を考えたくない社長へ|時間を経営に取り戻す考え方

  • 執筆者の写真: kboss230531
    kboss230531
  • 2025年4月19日
  • 読了時間: 4分

更新日:2025年12月18日

経理作業から解放され、経営に集中できている社長のイメージイラスト。爽やかな色合いで時間的余裕と前向きさを表現。

「正直、経理のことを考えたくない」


これは、多くの中小企業の社長が一度は感じたことのある本音だと思います。

請求書、支払、経費精算、月次の数字確認……

やらなければいけないのは分かっているけれど、本当にやりたいのはそこではない、という感覚です。


ただ、この気持ちを「自分がズボラだから」「経営者失格かもしれない」と受け取ってしまう社長も少なくありません。


でも実は、経理を考えたくないと感じるのは、経営者として自然な状態です。


経理を考えたくなくなる本当の理由

社長が経理を考えたくなくなる理由は、「面倒だから」ではありません。

多くの場合、理由は次のようなものです。


  • 経理作業が細かすぎて、思考が分断される

  • 数字を見る頃にはすでに過去の話になっている

  • 判断が必要な場面が多く、毎回止まる

  • 本業や営業の流れが中断される


つまり、経営に集中したいのに、経理が割り込んでくる構造そのものがストレスになっています。



これらに複数当てはまる場合、問題は「やる気」や「能力」ではなく、社長が細かい判断まで背負わないと回らない経理の設計にあります。


「経理を考えない=丸投げ」ではない

よくある誤解が、「経理を考えたくない=全部丸投げしたい」という発想です。


実際には、多くの社長が求めているのは、

  • 数字の判断はしたい

  • でも、日々の作業や調整は考えたくない

という状態です。


経理を考えないとは、何も見ないことではなく、考えるポイントを絞ることだと言えます。


記帳代行だけでは「考えなくていい状態」にはならない

「まずは記帳代行から」という選択をする社長も多いですが、それだけでは経理を考えなくてよい状態にはなりにくいのが実情です。


なぜなら、記帳はあくまで結果を入力する作業だからです。


  • 請求書がいつ集まるのか

  • 支払をいつ・誰が判断するのか

  • 経費をどこまでOKとするのか


こうした前後の工程が整理されていないと、結局、社長の判断が必要な場面は減りません。


この構造は、税理士がいるのに経理の相談が減らない会社でもよく見られます。


税務と日々の経理は役割が違うため、「申告は問題ないが、日常業務は回らない」という状態が起きやすいのです。


▶ 税理士がいるのに経理で悩み続けている方は

 税理士がいても経理が回らない方へ こちらが参考になります。


経理を考えなくてよくなる会社の共通点

実務上、「経理をほとんど意識せずに回っている会社」にはいくつかの共通点があります。


  • 資料提出や支払のルールが決まっている

  • 経費判断の基準が共有されている

  • 社長が毎回判断しなくても進む設計になっている


この状態では、社長は「経理をやる」のではなく、必要な数字だけを見る役割に集中できます。



社長が経理を「考えなくていい」会社は、放置しているのではなく、考えるポイントを意図的に減らしているだけです。


経理を考えないために必要なのは「仕組み」

経理を考えなくてよくするために必要なのは、根性や我慢ではありません。


必要なのは、考えなくても回る仕組みです。


  • 誰が、何を、いつまでにやるのか

  • どこで止まらずに進むのか

  • 社長が判断するのはどこだけか


これが整理されることで、経理は「常に頭の片隅にある不安」から、気にしなくていい業務に変わっていきます。


社内だけで抱え続けるのがつらい場合の選択肢

ここまで読んで、「考え方は分かるけど、仕組みを作る余裕がない」と感じた方もいると思います。


特に、社長と数名の社員だけで回している会社では、経理を仕組み化する時間そのものが取れないというケースも多いです。

そうした場合は、経理を作業単位ではなく、流れごと整理するという選択肢もあります。


▶ 横浜周辺で、経理を考えなくてよい状態を作りたい方は、


経理を考えなくていい状態は、経営を放棄することではない

経理を考えなくていい状態とは、経営から逃げることではありません。


むしろ、

  • 判断すべき数字だけを見る

  • 本業と意思決定に集中する

という、経営者として健全な状態です。


経理を「考えなくていい」状態にできるかどうかは、任せ方と仕組み次第で決まります。

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