資金繰りが不安な社長へ|分からなくなる本当の理由
- kboss230531
- 2025年7月3日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月29日

「売上は出ているはずなのに、なぜかお金が残らない」
「今月いくら使っていいのか分からない」
そんな状態で、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
帳簿上は黒字なのに、通帳の残高を見ると不安になる。
入金と支払いのタイミングが合わず、資金繰りの見通しが立たない。
結局、社長自身が感覚で判断している。
これは珍しい話ではありません。
経理とキャッシュフローがつながっていない会社では、
「キャッシュフローが分からない」という状態が起きやすくなります。
この記事では、
経理をしているのにキャッシュフローが分からなくなる理由と、
社長が把握すべきポイントについて整理していきます。
資金繰りが分からなくなる会社の共通点
資金繰りに不安を感じる会社には、いくつかの共通点があります。
試算表は毎月出ているが、見るのは過去の数字
入出金の予定が頭の中にしかない
利益と現金の動きが結びついていない
経理から出てくる数字が「結果報告」になっている
この状態では、数字を見ても「判断」に使うのは難しくなります。
資金繰りは、理解するものではなく、先に見えるようにするものです。
資金繰りが見えている会社は、特別な計算をしているのではなく、社長が判断しやすい形で数字が整理されているだけです。
試算表だけでは資金繰りは見えない
多くの社長が頼りにしているのが試算表ですが、試算表はあくまで「成績表」です。
いつお金が出ていくのか
いつ入ってくるのか
その間に耐えられるか
こうした視点は、試算表だけでは見えてきません。
そのため、「利益は出ているのに不安」「資金繰りが読めない」という感覚が生まれます。
資金繰りが分かる会社は、数字の並びが違う
一方で、資金繰りに不安を感じにくい会社は、特別な計算をしているわけではありません。
違いはシンプルで、
今後の入金予定
今後の支払予定
残高の推移
が、一つの流れとして整理されているだけです。
この状態になると、社長は「計算」ではなく「判断」に集中できます。
記帳代行だけでは資金繰りが見えるようにならない理由
「記帳は外注しているのに、資金繰りが分からない」という声もよく聞きます。
これは、記帳代行が過去の数字を正しく整える役割だからです。
将来の支払
入金のタイミング
資金の余力
こうした情報は、記帳だけでは自動的に出てきません。
資金繰りを見るには、数字をどう並べ、どう切り出すかが重要になります。
また、「税理士に頼んでいるから資金繰りも見えているはず」と思われがちですが、
税理士の役割はあくまで税務判断や申告が中心です。
資金繰りの不安が消えない場合、税理士が悪いのではなく、
経理側で「経営判断に使える形」に数字が整理されていないケースがほとんどです。
▶ 税理士がいるのに、なぜか数字が経営に活かせていないと感じる方は
税理士がいても経理が回らない理由をまとめたこちらも参考になります。
社長が資金繰りを「考え続けている」状態は健全ではない
資金繰りのことで、社長が常に頭を使っている状態は、健全とは言えません。
常に不安がつきまとう
意思決定が遅れる
攻めの判断ができなくなる
本来、社長が集中すべきなのは「数字の計算」ではなく「数字をもとにした意思決定」です。
社内だけで整理するのが難しい場合の選択肢
ここまで読んで、
「考え方は分かるけど、それを整理する人が社内にいない」
と感じた方も多いと思います。
特に、社長と少人数で回している会社では、資金繰りを“見える形”に整理する役割を社内に作るのは簡単ではありません。
そうした場合、経理の実務だけでなく、資金の流れを経営目線で整理する役割を外に置くという選択肢もあります。
▶ 横浜周辺で、数字を経営判断に使える形に整えたい方は
横浜エリアでの経理アウトソーシングの考え方をまとめています。
資金繰りが見えると、経営のストレスは大きく減る
資金繰りが見えるようになると、
不安が減る
判断が早くなる
攻めの選択がしやすくなる
という変化が起きます。
資金繰りは、社長が一人で抱えるものではありません。
見える形に整えるだけで、経営は驚くほどラクになります。
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