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インボイス制度とは?元税理士事務所職員が簡単に説明します。

  • 執筆者の写真: kboss230531
    kboss230531
  • 1月7日
  • 読了時間: 2分

更新日:9月30日

「インボイス制度とは?元税理士事務所職員が簡単に説明します。」というコピーとKBOSSのロゴが中央に配置されたイラスト。背景には帳票や電卓、請求書をイメージさせるアイコンが並び、制度の解説記事であることが一目でわかる構成になっている。

「インボイス制度って結局、何をどうすればいいの?」


そんな疑問を持っている事業者の方も多いのではないでしょうか。


私は以前、税理士事務所でインボイス制度導入前後の混乱を間近で見てきました。

この記事では、「インボイス制度とは何か」を、できるだけわかりやすく、そして実務視点でお伝えします。


インボイス制度とは?

2023年10月からスタートした「インボイス制度」は、

消費税の仕入税額控除を適用するために必要な請求書のルールです。


これまでの請求書に比べて、「登録番号」や「税率ごとの消費税額」などの記載が求められるようになりました。


これらの要件を満たした請求書のことを「適格請求書(インボイス)」と呼びます。


何が変わったのか?

これまで

  • 手書きでもExcelでも、「税込み総額」だけ書いてあればOK

  • 登録番号も不要


これから

  • インボイス発行事業者としての登録が必要

  • 登録番号の記載が必須・軽減税率と標準税率の税率区分記載

  • 税抜価格+消費税額の内訳表示が必要


誰が対応すべき?
  • 売上1,000万円以下の免税事業者も例外ではありません。

    → 取引先がインボイスを求める場合、登録しないと「取引されなくなる」可能性も。

  • 経理担当者がいない企業では、社長が直接対応するケースも増えています。


現場でよくある「つまずき」
  • 会計ソフト(freee、マネーフォワード等)の設定ミス

  • 取引先との「登録番号のやりとり」が増える

  • 請求書が混在し、経理処理が複雑化


どう対応すればいいの?
  • 自社が「インボイス発行事業者」かどうかを確認

  • 取引先の請求書もインボイス対応かチェック

  • 請求書テンプレートの見直し・統一

  • 会計ソフトのインボイス設定を正しく行う


元税理士事務所スタッフから伝えたいこと

インボイス制度は「ただの書類変更」ではなく、

事業の信用・消費税負担・取引継続に直結する制度です。

ただ、正しく理解して仕組みを整えてしまえば、あとは日常業務として慣れていくだけ


もし、

  • 書類のチェックが面倒

  • 登録はしたけど不安…

  • 経理の処理が複雑すぎる

そんな悩みがあれば、ぜひKBOSSにご相談ください。

制度に振り回されず、事業に集中できる体制を一緒に整えましょう。


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