記帳代行と税理士の違いとは?仕訳入力と税務の役割を整理
- kboss230531
- 4月11日
- 読了時間: 2分
更新日:10月14日

「記帳代行と税理士って何が違うの?」
経理に悩む社長からよく聞かれる質問です。両者は似ているように見えますが、業務の範囲がまったく異なるため、依頼先を間違えると「思っていたサポートが受けられない」という事態になりかねません。
この記事では、記帳代行に特化して税理士との違いを整理し、どんな場面で依頼すべきかを解説します。
記帳代行とは?
記帳代行は、領収書や請求書、通帳データをもとに会計ソフトへ仕訳を入力するサービスです。
主な内容は:
領収書・請求書の整理
日々の仕訳入力
試算表の作成
つまり、「日常的な入力作業を外部に任せるサービス」です。
記帳代行を使えば、社長や社員が会計ソフトに向かう時間を大幅に減らすことができます。
🔊 詳しくは 経理代行の最低料金とは?安さだけで選ぶリスクと注意点 も参考になります。
税理士の役割とは?
一方で税理士は、税務の専門家です。
決算書の作成
税務申告(法人税・消費税など)
節税や資金繰りのアドバイス
税務調査対応
税理士にしかできない「税務代理・税務書類作成・税務相談」という独占業務があります。
つまり、記帳(仕訳入力)は必ずしも税理士がやるものではないのです。
なぜ混同されやすいのか
社長が「税理士に頼んでいるのに入力してくれない」と感じるのは、次のような理由です。
記帳=経理の基本作業だと思っている
税理士事務所が「記帳代行」をオプション提供する場合がある
「税理士=経理全部をやってくれる」と誤解してしまう
実際には、記帳は誰でもできる業務であり、税務は税理士しかできない業務という大きな違いがあります。
どちらに依頼すべき?
日常の仕訳・入力を軽くしたい → 記帳代行
税務申告や節税を相談したい → 税理士
このように役割を分けることで、コストを最適化しながら経理を効率的に回せます。
仕訳は記帳代行、税務は税理士へ
記帳代行と税理士は「似て非なるもの」。
仕訳や入力は記帳代行、税務や申告は税理士と切り分けることで、経理はスムーズに回ります。
自社の状況に合わせて、最適な依頼先を選びましょう。
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