記帳代行と税理士の違いを徹底比較|仕訳入力と税務の役割・依頼先の選び方
- kboss230531
- 2025年4月11日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月8日

「記帳代行と税理士の違いがよく分からない」という相談は、中小企業で非常に多いテーマです。
どちらも“お金の業務”を扱うため同じように見えますが、目的も役割もまったく異なります。
記帳代行は仕訳入力を外に出す作業寄りのサービス。
税理士は税金の専門家であり、申告・税務判断を行う職業。
この違いを理解していないと、
「税理士に任せているのに仕事が進まない」「記帳代行を頼んだのに経理の負担が減らない」
といった“ミスマッチ”が生まれやすくなります。
この記事では、実務の現場視点で両者の違い・役割・選び方を整理し、外注で失敗しないポイントをわかりやすく解説します。
記帳代行とは?できること・役割をやさしく整理
記帳代行は、会計ソフトへの仕訳入力を代行するサービスです。
領収書・通帳・カード明細をもとに帳簿を作っていく、もっとも基礎的な部分を外注するイメージです。
できること(Do作業中心)領収書・請求書の仕訳入力
通帳・カード明細の入力
月次データの集計(入力部分)
できないこと請求書発行
支払管理・振込
経費精算
月次決算の締め処理
税理士への資料共有
多くの会社が「入力を外に出したのに楽にならない」理由は、経理の大半が入力“以外”の作業で構成されているためです。入力だけ外注しても、経理の根本負担は大きく変わりません。
税理士とは?税務の専門領域とできること
税理士は、税金の専門家です。
帳簿を作ることよりも「税務の判断・申告」が中心業務になります。
税理士が担うこと法人税・消費税などの申告
税務署対応
税務相談・節税アドバイス
決算書の作成(資料が揃っている前提)
誤解されやすいこと税理士は“経理をやってくれる人”ではない
請求・支払・経費の実務は担当しない
月次チェックの精度は、会社側が出すデータの質で決まる
「税理士が何もしてくれない…」という相談の大半は、“やってくれる業務だと思っていた範囲” が違うことが原因です。
記帳代行と税理士の違い(一覧表で比較)
現場では「税理士が月次を締めてくれると思っていた」「記帳代行が税務まで見てくれると思っていた」といった誤解が頻発します。
実際には、記帳代行=入力、税理士=税務 という分担が一般的で、経理実務の大部分は“会社側”に残ります。
外注すると会社の何が変わるのか?(効果の比較)
比較してみると、記帳代行と税理士では“変わる部分”がまったく異なります。
特に月次スピードや社長の負担は記帳代行の影響が大きく、税務判断の精度は税理士の専門領域です。
ここを誤解すると外注選びでミスマッチが起きるため注意が必要です。
税理士と記帳代行でよく生まれる“誤解”とは?
最も多いのは以下の3つです
税理士が経理を全部やってくれると思っていた
記帳代行が月次決算まで仕上げてくれると思っていた
資料を出せば自動的に試算表が完成すると思っていた
実際には、
税理士:税務が本業
記帳代行:入力が本業
となるため、請求・支払・経費・月次締め などの経理実務は誰も担当しない状態になりがちです。
税理士に依頼しているのに経理が回らない…という場合は、
担当範囲のズレが原因のことが多いです。
この“すきま業務”が放置されると、月次が遅れ、社長が巻き取る悪循環に陥ります。
どちらに依頼すべきか?会社の状況別の選び方
上の表のとおり、会社のステージや内部体制によって最適な依頼先は大きく変わります。
特に「月次が遅れている」「社長が経理を兼任している」ケースでは、単なる記帳代行では改善しきれないことが多く、経理代行や仕組み化が必要になります。
次に、具体的なケース別にどちらが向いているかを整理します。
横浜の中小企業が外注するときの注意点
横浜・川崎エリアでは、「訪問もできる経理代行」を求める企業が多いのが特徴です。
地域柄、
書類の現物が必要
対面コミュニケーションを重視
といったニーズも多く、オンライン完結だけでは不十分な会社も多いです。
横浜・川崎の企業向けに、サービス内容や料金をまとめたページがあります。
まとめ|役割が分かれば外注選びは失敗しない
記帳代行=入力の外注
税理士=税務の専門家
外注で失敗する会社ほど、この2つの役割が曖昧です。
まずは“自社でどこが詰まっているか”を整理し、記帳代行・税理士・経理代行のどこを組み合わせるか を決めるのが最適解です。
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