自社経理と経理代行を徹底比較!経営にベストな選択はどちら?
- kboss230531
- 2024年11月1日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年11月7日

経理業務は、ビジネスの運営に欠かせない要素です。しかし、事業規模の拡大に伴って経理業務が増えると、コストやリソースの負担が大きくなることもあります。ビジネスオーナーにとって、経理を「自社で行うか」「外部の経理代行サービスに依頼するか」の判断は重要です。本記事では、自社経理と経理代行の特徴を比較し、経営にベストな選択を検討していきます。
1.コスト
自社経理
従業員として雇い入れる(神奈川県での試算)場合には、最低賃金だとしても給与と社会保険料で約25万円かかります。加えて、オフラインであれば事務所の家賃やPCなどの設備が必要となります。
経理代行
時間単価としては、1,000円~10,000円が目安になります。業務の内容や業者によって、単価はかなりピンキリです。ただ当然ですが、社会保険料・家賃などはかかりません。そして必要な作業量に応じた料金設定になるので、必要な業務だけを依頼できるため、無駄なコストを削減できます。特に、経理の業務量が増減する場合は、柔軟に対応できる点がメリットです。
2.業務の専門性とクオリティ
自社経理
内部でノウハウが蓄積され、企業独自の会計処理にも柔軟に対応できます。しかし、経理担当者のスキルによって業務クオリティが左右される可能性もあります。
経理代行
経理代行は、専門知識を持ったプロフェッショナルが対応するため、正確で最新の経理知識に基づいた処理が可能です。
3.リスク管理
自社経理
経理業務の属人化により、担当者が退職すると業務の引継ぎが大変になるケースがあります。また、横領などが起こる可能性も発生します。
経理代行
内部の品質管理体制が整っており、不正やミスが起きにくい環境が整っています。万が一のトラブルにも迅速に対応する仕組みがあるため、リスク管理の面でも安心です。
まとめ
自社経理と経理代行のどちらが適しているかは、ビジネスの規模やリソース、目指す成長戦略によって異なります。あくまで私の考えにはなりますが、ベンチャー企業の成長ステージごとのベストは下記の通りになります。
シードステージ(起業準備)⇒ なし or 経理代行
アーリーステージ(創業から発展途上)⇒ 経理代行
ミドルステージ(拡大)⇒ 自社経理 or 自社経理+経理代行
レーターステージ(上場やM&A)⇒ 自社経理+経理代行
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